人ではなく猫が名前を選ぶんです

猫を飼った時一番最初にすることは名前を付けることだと思います。初対面の印象から考えていくつかの候補を挙げ、その中から悩みに悩んで選んだ名前を猫ちゃんに付けることにしたのです。
それから数日その名前で呼びかけ続け、餌をやる時もかまう時も何度も名前を呼んだのですが、うちの猫ちゃんは完全に無視します。餌はきっちり食べるし、気が向いたらじゃれてくるのですが、名前を呼んだとたんあさっての方向を向いてそそくさと去っていきます。

どうしてかと悩んだ挙句、私はうちの猫ちゃんの親猫の飼い主さんに相談したのです。もしかしたら私が引き取る前にすでに何らかの名前がついていて、それを自分の名前だと思っているのかもしれないと考えたからです。ですが回答は「名前は付けてないよ。呼ぶ必要がある時はにゃーちゃんって呼んでたけど」とのことで、結局釈然としないまま帰宅します。
玄関を入ると、ちょうどうちの猫ちゃんが寄ってきたので「にゃーちゃん」と呼びかけてみると、挨拶をするように小さくミャアと鳴いたのです。餌をあげる時も撫でる時もにゃーちゃんと呼ぶと反応してくれるので、いっそのこと名前をにゃーちゃんにしてしまおうかと考えます。

しかしにゃーちゃんを名前にした場合、「にゃー」までが名前なのか、にゃーちゃんという名前なのかなどと色々悩んだ結果、もう一度新しい名前の候補を考えてみることにします。

以前に挙げた名前の候補などから、繰り返し猫ちゃんに呼びかけてみます。概ね無反応かどこかへ行ってしまうのですが、特定の単語には僅かながら反応を示します。それは「ちゃん」というもので、「○○ちゃん」と呼びかけた場合ほとんどこちらの方を向いて何かを確認するそぶりを見せたのです。

それからも根気強く色々試した結果、「ちょこちゃん」「ちゃんちゃん」の2パターンでもっともいい反応を示してくれました。最終的には家族と私の2人で同時にそれぞれの名前で呼んで、どちらに来るかで名前を決めることにします。猫ちゃん任せです。

結果、個人的にはちょこちゃんの方が良いのではないかと思っていたのですが、うちの猫ちゃんの名前は「ちゃんちゃん」に決定したのです。かなり回り道をした印象ですが、何とか名前が決まって良かったです。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。