実家の猫を通じて子供たちに伝えたいこと

実家は、昔から猫が絶えない家で小さな頃から猫がいる生活が当たり前でした。
初めての猫は、赤茶色の猫で人なつっこく可愛らしい猫でした。子供の頃の写真にはこの猫が常に写っており家族みんな可愛がっていました。
ところが、数年後に水害の被害にあいそのままその猫もどこかへいってしまったのです。とても悲しく、その時のことは今でも鮮明に覚えています。

また、他にもシャム猫のような柄の猫もいましたし真っ黒い猫も飼っていました。うちの猫は、どれも捨て猫で気がついたらうちに住み着いていることがほとんどでした。血統書などはなく、雑種ばかりですがどれも人に慣れており癒してくれる存在であったのは確かです。

しかし、やはり死んでしまったときは非常に悲しく家族でもう猫は飼わないでおこうと何度も思いましたが自然とまた猫が来ていたのです。

それは、今でも同じで2匹の兄弟の猫がいます。私は、もう実家から離れましたが両親が二人でも寂しくないよう誰かがプレゼントしているのかと思うほどです。

今でも、実家へ遊びに行くと2匹の猫が寄ってきてくれます。二匹は、とても仲が良く私の子供とも仲良くしてくれます。ただ、生き物の死というのは子供には出来るだけ体験させたくなく私も同じ気持ちをまたしたくないことから私の家では猫を飼っていません。

現在は、生き物も家族同然という考え方でありホームセンターでも犬や猫の物がたくさん売られています。昔とは、少し生き物への考え方が変わってきて大切に考えられているのはとても良いことだと思います。

しかし、その一方で生き物をアクセサリーのように扱い飼えなくなったら捨てたり保健所へ持っていくかたも少なくありません。動物への虐待のニュースなどがたまにやっていますが、このようなニュースは本当に心が痛みます。そうならない為にも、子供たちには実家の猫を通じて生き物を大切にすることの意味を教えていきたいと考えています。そして、可愛がるだけでは飼うことが出来ないということも伝えたいです。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。