新しい子猫と、先住猫との闘い

我が家には、もう11歳となるメスのむぎわら猫を飼っています。超単純に命名したので、名前は見た目そのままの「むぎ」です。
子猫の時に迷い猫になっていたのを拾ってきたのです。近くを探せば、お母さん猫がいたかもしれませんが、猫を飼いたいな~と思っていた時だったので、これもなにかの縁と決めつけ、うちの子になってもらいました。
11歳のむぎは、人間でいうと60歳。猫の寿命は10~15年と言われているので、そろそろ覚悟が必要と思っていた時に、娘がキジシロの子猫を拾ってきました。娘は以前から、白い猫がほしいと言っていて、真っ白ではないけれど、半分白い猫を見つけて、つい連れ帰ってしまったようです。

むぎがいなくなってしまった時のことを考えると、今のうちに子猫を受け入れるのもいいかもしれないと思い、このキジシロちゃんを一緒に飼うことにしました。

ところが、新参の子猫を見て、先住者のむぎが激怒。大人しくて人懐こい性格だと思っていたのに、子猫を見ては、シャーシャーと威嚇しまくりで、その怒りの激しさに驚いてしまいました。新しく猫を受け入れると、先住猫がへそを曲げるということはよくあるそうです。

放っておくとキジシロちゃんに攻撃をしかけないとも限らない怒りの激しさに、キジシロちゃんはケージに入れて、奥の小部屋に入ってもらい、むぎの目に付かないようにしています。むぎの怒りが収まるよう、家族全員で、抱っこしたり、なでなでしたり、これまでになく可愛がっています。子猫の部屋に行く時は、むぎが気が付かないよう、そーっと見に行ったりしていますが、猫は耳がいいので、ちゃんとわかっているようです。

むぎは子猫の存在に怒りながらも、気にもかかるようで、時々奥の小部屋をそっと覗いたりもしています。猫といえども、なかなか複雑な心理があるようです。

今のところは家庭内別居状態ですが、キジシロちゃんがケージから出るほどに成長したら、むぎと2匹仲よくじゃれ合う姿を見たいな~と祈りながらお世話をしています。

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